iCloudのカスタムメールドメインをGmailアプリで使用する手順
iCloudで設定した独自ドメインのメールアドレスをiOSのGmailアプリに設定する方法を解説する。
(カスタムメールドメイン自体の設定方法は以下の記事を参考)
①iCloudのメールアドレスを確認する
設定>iCloud>カスタムメールドメイン で、発行済みのドメインを選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/5836ee28-f95d-438d-9ef7-833e4610f5e5/d6f2fe9a509178cc458b69c943334f46.webp)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/5e12ca63-8040-4e24-a355-d67fc82186b3/193276f126dd1518b9622bb5b5c1711f.webp)
「メールアドレスを管理」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/a0e8ad38-776c-499a-a2a9-0de9d29f1d0d/9b05e18d2fb19ac2fd9d2cff55b65d87.webp)
設定したいメールアドレスを確認する。
今回僕は既に作成済みの上記のアドレスを使用する。
まだ設定していない場合は「メールアドレスを作成」から作成しよう。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/698becec-addf-4bee-9520-21580c3e5468/80ae8cc851e025db37e9cfb73043a224.webp)
一つ前の画面に戻り、少し上の「iCloudメール」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/df5cf0d5-ec8c-4691-bd88-c18ed9c7c351/edf7bc851bffb120256081a9d2a7f8b3.webp)
「アカウント情報」の下の「アドレス」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/70354f5d-d227-4bee-a8f7-abe8d46b427a/30fa31b6f5a8a7f6d38852c59d239e2f.webp)
自身で設定したカスタムメールドメインのほかに、「主アドレス」という@icloud.comで終わるメールアドレスがあるはずだ。
その主アドレスの、@の前の部分(画像の赤塗りの部分)をメモしておこう。
以降この部分を「ユーザー名」と呼ぶ。
②アプリパスワードを発行する
https://appleid.apple.com にアクセスし、サインインする。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/ef4de4a2-bf1c-40f1-9bdc-6f3d768daf25/278beaa114368a1d4e5aba2cf79f5b71.webp)
画面下部にある「アプリ用パスワード」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/b06e3afa-f918-4dbb-9ecb-e41b87f23131/0f20f19f6ddd1f58fa0fb3fa205338bb.webp)
「アプリ用パスワードを生成」を選択する。
※この際、セキュリティの問題で再ログイン(2段階認証)が求められる場合がある。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/df37dd4c-d861-4d66-b6ba-082b0b64f389/d4af52433f4f3693423296c86b0c7d75.webp)
「Gmail」など、任意の名前をつけて「作成」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/dcb19db5-c660-482e-9c46-f92615674fbc/0bf802f0e278d7598e3048dd5c01a8bb.webp)
アプリ用パスワードが生成されるので、コピーして控えておく。
③Gmailアプリ上で設定する
Gmailアプリを開き、右上のアイコン部分をタップし、「別のアカウントを追加」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/e4427791-632a-4134-962f-1eecdb037021/ce4492b4cccdf68229793bed0077d8a9.webp)
「その他(IMAP)」を選択する。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/5e2271c1-397c-4fd9-9e9d-491d852e28be/aa4a6fd50248987f682d80901418b4cf.webp)
「メールアドレス」欄に、iCloudで設定した独自ドメインのメールアドレスをフルで入れる。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/bf6e5174-e30a-48e8-9689-8d65ee12f6a4/a464eb2c270675ae64af4ac0beed1690.webp)
受信サーバーの設定をする。
初期状態では「ユーザー名」の部分に独自ドメインのメールアドレスが入っているが、削除して、①で確認したユーザー名(@icloud.comの前の部分)を入力する。
パスワードには、②で発行したアプリ用パスワードを入力する。
「IMAPサーバー」には、と入力。
「ポート」は993、「セキュリティの種類」はSSL/TLSと初期状態のままで、「次へ」で進む。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/497fdce7-6631-4115-9243-ba9e257b03f7/4a1ea89dda11035705ed3f77dfd3ea19.webp)
続いて送信サーバーの設定をする。
こちらも「ユーザー名」と「パスワード」は受信サーバーと同様に入力する。
「SMTPサーバー」には、と入力。
「ポート」は初期状態で465となっているが587に書き直す。
すると「セキュリティの種類」がSTARTTLSに変わるので、「次へ」で進む。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/massed4u/c3d5592e-b967-4607-bcd5-d7fffd918195/19eefe43412d62855000bd84ce8bb081.webp)
最後に、メール送信時に表示される任意の名前を設定すれば完了だ。