Zoho Annotatorで書き出したmp4をmacやiPhoneで再生する

Zoho Annotatorは、画面のキャプチャ・録画ができるChrome拡張機能アプリだ。 無料かつ高性能なので僕も愛用している。
ところが、このアプリで録画したmp4ファイルはそのままmacやiPhoneで再生することができない。 どうやらコーデックの問題のようなので、macで再生可能な形式に変換するための方法を備忘のためメモする。

ffmpegをインストールする

ffmpegは、Macのターミナルで使用できる高機能な動画・音声変換ツールだ。 インストール方法はこの記事では割愛するので、以下の記事を参考にしてほしい。

Zoho Annotatorで書き出したmp4を変換するためのコマンド

ffmpegがインストールできていれば、ターミナルで以下のコマンドを使えばmacやiPhoneで再生可能なmp4の形式に変換できる。
ffmpeg -i input.mp4 -filter_complex "[0:v]setpts=PTS-STARTPTS,fps=fps=30[fixedv]" -map "[fixedv]" -map 0:a -c:v libx264 -preset veryfast -crf 22 -c:a aac -b:a 128k -strict experimental output.mov
上記コマンドの「input.mp4」「output.mp4」部分は、変換前後のファイルパスとファイル名に置き換えなければならないので注意だ。 もしよくわからない場合は、Zoho Annotatorで出力したファイルを「input.mp4」という名前にし、macの自分のユーザー名のホームフォルダ直下に置いて上記のコマンドを打てばOK。同じくホームフォルダに「output.mp4」として出力される。