好きな画像を使って大型ポスターを自作する方法

僕は子供の頃から部屋にポスターを貼るのが好きだ。 いい歳になった今でもポスターは部屋に欠かさない。 映画やら音楽やらの影響で昔からタトゥーに憧れがあったものの、勤め人となる人生を選択してしまったため、肌ではなく自室の壁を好きなグラフィックで彩る、という気持ちがあるのかもしれない。
ただ、ポスターはタトゥーと違って好きにデザインができる訳ではない。 好きな映画のポスターのデザインが気に食わなかったり、あるいは好きなグラフィックがあるのにそのポスターは存在しなかったりと、歯がゆいことが多々ある。
だったら自分で作ってしまえば良いのでは?ということで、僕が実践してるポスター自作法を紹介する。

ステップ1:作成したい用紙サイズを決める

大判のポスターといっても、A0・A1・A2・B0・B1・B2・B3とサイズ感はさまざまだ。 一般的な映画ポスターのサイズはB2なので、統一感を出すためにも僕は基本的にB2で作成している。
用紙のサイズが決まったら、次に意識するのは解像度(dpi)だ。 次のステップで大きな画像を探す方法を紹介しているが、大きな用紙に対して小さな画像素材を使ってしまうと、当然引き伸ばされて画質の荒いポスターとなってしまう。 僕の感覚では、だいたい150dpi以上確保できていると、近くで見ても綺麗なポスターに仕上がる。
B2用紙(ヨコ515mm×タテ728mm)に150dpi以上で印刷するには、ヨコ3041ピクセル×タテ4299ピクセル以上の画像素材が必要となる。
用紙サイズ (ヨコ×タテ)150dpi以上 必要素材サイズ
A0841×1189mm4967×7022px
A1594×841mm3508×4967px
A2420×594mm2480×3508px
B01030×1456mm6083×8598px
B1728×1030mm4299×6083px
B2515×728mm3041×4299px
B3364×515mm2150×3041px

ステップ2:素材集め

上述の通り、綺麗なポスターを作るには大きなサイズの画像を用意しなければならない。 大きな画像を探すには、以前このブログで公開した「Googleで大きいサイズの画像を検索するツール」が役に立つ。
特定のキーワードを入れるだけで、2メガピクセル〜70メガピクセル以上の多種多様な画像が検索できるので、ぜひ使ってみてほしい。
ちなみに、B2で150dpi以上の画質で印刷するための画像サイズはヨコ3041ピクセル×タテ4299ピクセル以上だが、これは約13メガピクセルとなるので、上記のツールで「15メガピクセル以上」に該当する画像を探してみよう
150dpi以上 必要素材サイズメガピクセル 換算
A04967×7022px34.9MP
A13508×4967px17.4MP
A22480×3508px8.7MP
B06083×8598px52.3MP
B14299×6083px26.2MP
B23041×4299px13.1MP
B32150×3041px6.5MP

ステップ3:印刷する

おすすめの印刷サービスはプリントネットだ。 今まで5社ほど試したが、ここが値段も品質も良く、コスパが良かった。 B2ポスター印刷が1枚から発注できて、1枚1,990円(税込・送料無料)となっている。 上記のリンクから登録 or 新規登録時に紹介コードを入力 すると、1,000ポイント(印刷時に1ポイント=1円として利用できます!)が獲得できるので、ぜひ活用いただきたい。
プリントネットで使える紹介コード:9606404f60bca22
注意:他者に著作権が帰属する画像の印刷をプリント業者に発注すると、著作権法に抵触する可能性があります。プリントサービスを利用する際は事前に著作者の承諾を得たor著作権フリーの素材を発注してください。私用目的で著作権フリーではない素材を大判で印刷したい場合は、kinkosなどのセルフ印刷サービスが選択肢となります。
よきポスターライフを!